4歳あさがお組2022年度4月の保育日誌

4月4日(月) 雨  中野

進級祝いをする。一人ずつメダルを渡し、今後の園生活で楽しみにしていることややりたいことを皆の前で発表する。気恥ずかしさは感じているが、したいことを言葉で伝えている。その後ジャンケン列車をする。ジャンケンの勝ち負けやルールを理解していて、負けたら列の後ろにつく。負けても次を頑張ろうとする姿が見られる。ジャンケン列車を嫌がる子もいるが、体操は元気に参加して楽しんでいる。進級祝いは今後の期待を膨らませていく為に一人一人ゆっくり訊いていく。園でしたい事を話すが中には家庭でしたい事を話す子もいる。今後も皆の前で発表する場面を作って、自分の思いを自信をもって伝えられるようにしていく。ジャンケン列車など、室内でも集団遊びを取り入れて、集団の中の自分を意識して、楽しんで遊んでいく。

 

4月12日(火) 晴れ  中野

英語で遊ぼうに参加する。初対面のダグラス先生に臆することなく接している。数の数え方や感情を表す言葉、ダンスや色探しゲームを楽しむ。色には濃い薄いがあり、同じ色でも違いがあることを友達同士教え合う姿がある。英語後はこいのぼり制作に取り組む。こいのぼりのしっぽ・目のパーツをハサミで切る。できないと途中で作業を投げ出すが、時間を置くと保育者と一緒に切る。円を切るのは難しいが自分で切り取ったことで満足する。

英語は積極的に発言する子がいることで、クラスの雰囲気を盛り上げてくれている。保育者も一緒に参加して場を盛り上げていく。ハサミの扱いは個人差が大きい。保育の中でハサミを使う機会を増やしていきたい。絵の具への興味もあるようなのでこいのぼり制作に取り入れて、色の変化を体験して楽しんでいきたい。

 

4月18日(月) 曇り  中野

友達との気持ちの行き違いで、「もう一緒に遊ばない」「嫌い」との言葉を口に出す子がいる。全体で「嬉しい・悲しい言葉」について話し合う。子どもから出た言葉をホワイトボードに書き出し、「他にも嬉しい言葉を見つけたら教えてね」と伝えると考える姿が見られる。その後は玩具で自由に遊んで過ごす。友達と協力して、カプラや積み木を組み合わせて家を作って楽しんでいる。友達に対して否定的な言葉が見られるので、全体で話すきっかけとする。子どもからは「嬉しい言葉」の方がより発言が多い。「言われたら心が温かくなるね」と思いを共有することができたように思う。今回はホワイトボードを使用したが、紙で掲示していつでも「嬉しい言葉」を意識できるようにしていき、随時言葉を追加できるように工夫する。

 

4月22日(金) 晴れ  中野

昨晩雨が降り、園庭は湿っているので、泥団子を作ってお店屋さんごっこをして遊ぶ。感触を楽しみ、泥がついた手を友達に見せて反応を楽しむ。昨日購入した野菜の苗を植え付けも行う。順番が待ちきれずに、「まだやっていない」と言う姿が見られるが、全員が順番にできることを伝えると、他の遊びをして待つ。「大きくなあれ」「元気な野菜になあれ」と声を出し、砂・水を掛けている。雨あがりの楽しみ方を保育者も一緒に遊びながら伝えていく。泥汚れが気になり遊びに入り込めない子には、タオルを用意していつでも手洗いができることを知らせ、安心して楽しめるように配慮する。野菜の植え付けは苗の数が人数分はないので、少しずつ作業を分けて、皆が参加できるようにする。今後も大切に育て、栽培への興味から食育に繫げられるようにしていく。今後は花の種まきを企画し、全員が種を植える体験ができるようにしていきたい。

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