4歳あさがお組2022年度10月の保育日誌

10月11日(火) 晴れ  中野

先週土曜日の運動会が雨の為延期となり、本日の開催となる。子どもたちは「今日が運動会」と意気揚々と登園し、友達や先生たちがいつも一緒にいるからねと勇気づけられると笑顔を見せて頑張ろうとする。保護者が不参加の子は不安げな表情が見られたり、苦手がある子は保育者に付き添われたりしながらの参加となる。周囲の応援に勇気づけられて意欲的に望む子も多く、それぞれの頑張りが見られる。運動会に消極的になりやすい子は、いつでも傍にいて助けてあげられることや保育者と一緒に参加できる事を伝えて、安心感が持てるようにする。運動会後は頑張った姿を褒めて、みんなで認め合えるようにする。暫くは他のクラスとも運動会ごっこを楽しみ、余韻を楽しんでいく。

 

10月14日(金) 雨  中野

運動会の思い出を皆で話して、会話を楽しむ。かけっこやダンス、障害物競走などの出し物以外の万国旗や金メダルなどもあったことを会話の中で思い出す子もいる。運動会の当日は気持ちの落ち込みがあった子も印象に残っていることを積極的に描いている。印象画はクレヨンで描いてから絵の具を使用する。絵の具の経験は薄いが、使ってみて塗り方を考えて慎重に進めたり、ダイナミックに塗って、クレヨンをはじく様子を楽しんでいる。会話の糸口をヒントにして何を描くか決める子もいる。描画を苦手とする子も、少しの声掛けの援助で描くのを楽しんでいるので、イメージを膨らませてから描き始める大切さを改めて感じる。今回は絵の具の不慣れさを考慮して、始めにクレヨンを使ったが、両方を同時に用意して自分で画材を自由に選んで描画を楽しめるようにしていく。

 

10月25日(火) 曇り  中野

古い土をザルでふるって土づくりをする。園芸用の大きなザルで力強く土をふるっている。「きれいな土ができた」「サラサラだ」と出来た砂を触って感触を楽しむ姿が見られる。夏野菜購入時にお店の人からもらった小松菜の種を植える。古い土の中から出てきた小さな球根があったので、別のプランターで植えてみようという話になる。小松菜の芽が出るか、どんな花が咲くのか楽しみにしている。球根が土から出てきたことや小松菜の種が思ったよりも小さかったことになど様々な発見があり、充実したものとなった。子どもの発見や不思議と思ったことに丁寧に関わり、やってみようとする姿を認め、その時に必要な道具などを用意していく。世話を通して気付いたことや感じたことを発表する場を設けたり、栄養に興味が持てるように絵本や栄養表を活用したりして、食への興味と繋げていく。

 

10月28日(金) 曇り  中野

落ち着いて避難滑り台を使って避難訓練に参加する。滑り台下で数名集まったら職員と一緒に園庭に移動する。西公園まで避難するが終始落ち着いた様子を見せて話を聞いている。訓練後はさくら組と公園内の落ち葉やドングリなどを探し、散策を楽しむ。遊具でも交流を楽しみながら遊んで過ごす。事前に避難滑り台を滑っていたことで、不安なく安全に訓練に参加することができ、事前準備の大切さを感じる。散歩では秋の自然に沢山触れて、季節の移ろいを感じることが出来たと思う。拾い集めたドングリ等は今後の制作で使用したいと思う。スプリング遊具ではさくら組の子に順番を譲ってあげたり、力の加減をしてあげたりなどの配慮も見られ、異年齢児との交流の楽しさを感じられる。散歩以外にも機会を見つけて一緒に遊びを楽しんでいく。

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