4歳あさがお組2020年度12月の保育日誌

12月4日(金)晴れ 松崎

劇ごっこ用の海や空の背景画を制作する。一つの大きな模造紙を半分に分け、青、水色と塗る。「こっちは塗れたよ」「まだ白いところ残っている!」などと声を掛け合い行っている。絵の具の制作をとても心待ちにしていたので「やった!」「やりたい」と喜んでいる。この背景画が乾いた後、雲やかもめなど子どもたちが描画することで、ごっこ遊びへの意欲が高まる。子ども同士のやり取りを大切にし、子どもたちの発想を広げたり深めたりする。

 

12月17日(木)晴れ 松崎

お楽しみ会用の衣装に着替えると友達同士で衣装を見せ合いっこしながら喜び、期待の表情や緊張した表情など様々な姿が見られる。合奏では、ピアノが始まるまで音を鳴らさないようにしたり、緊張しながらもピアノに合わせて楽器を鳴らす。劇ごっこでは、今までの遊びを皆の前でそれぞれ精一杯披露する。直前で変更した内容を覚えきれず流れが止まることがある。直前の内容変更は、保育者の準備不足もあり、子どもたちの戸惑いになっている。子どもたちはそれぞれが十分真剣に取り組んでいるので、次回遊ぶ時には丁寧に確認しながら行う。

 

12月25日(金)晴れ 松崎

南公園に散歩へ行く。子どもたちは久しぶりの散歩に喜ぶ。クリスマスやツリー、お正月の飾りを見つけようと出掛けた為、「先生、リースだよ!」「あそこにツリーが見える!」「お正月の葉っぱだよ」と年末の行事に関係するものを見つけていく。公園では好きな遊具で身体を動かして遊ぶ。給食後カブト虫の土がカラカラに乾いているので替えたいと話す子がいたので、興味のある子たちが土を湿らしたり、幼虫を見て数を数える。子どもたちの気付きを促す為、日ごろと違う雰囲気の場所に散歩へ出掛ける。元気に年末年始を迎えられるように、子どもたちや保護者にも手洗い、うがいや早寝早起き、戸外の遊びは安全に気を付けるなど伝える。

 

12月28日(月)晴れ 松崎

以前のかぶとほうれん草の種まき後の成長を見に行く。そして芽と芽の間が狭いと大きくなれないことを伝える。間引きし、移し替える。新しいプランターに植えた芽を見て「もう窮屈じゃないね」「気持ちよさそう」と話す。室内に入り、手洗いうがい等を済ませ、大掃除をする。一人ひとり雑巾を持ち、3グループに分かれてバケツでゆすぎながら自分のロッカーや床を拭いていき、多くの子が「面白かった」と話す。

間引きの意味を子ども達にも理解しやすいように伝え、生命のあるものを大切にしようとする気持ちを持てるようにしていく。大掃除では転倒防止のためバケツの水で子どもたちが拭いた後に保育者が乾拭きしたり、水回りに足ふきを用意してすぐに拭き取れるように配慮した。

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