3歳さくら組2025年度8月の保育日誌

8月6日(水) 晴れ  中野
障子紙を数回折り、色水を使って染め紙を楽しむ。折り紙に親しんでいない子もいるので、「どう折るの?」と訴える子もいるが、保育者に手伝ってもらい少しずつ出来るようになる。色水に紙先を浸しすと少しずつ色が登ってくる様子を不思議そうに眺めたり、色同士が滲み合うと「きれいになった」と喜んだりする。繰り返しやりたいと訴える子が多く、夢中になって楽しんでいる。折り紙は回数を重ねると一人で出来るようになる子が多かったので、普段の遊びの中でも折り紙に親しんでいきたいと感じた。色水に「先だけ浸す」が分からない子もいたので、実際に一緒にやってみて行えるようにした。今回の染め紙は室内装飾にしたいと思っている。作る楽しさを味わえるように続きの制作も楽しみたい。

8月14日(木) 晴れ  中野
2歳児クラスと合同で過ごし、調理体験でトウモロコシの皮むきを行う。一枚ずつ皮をむき、黄色の実が見えると「見えた」と喜ぶ。むき終わった後は床に落ちている皮やひげを拾い集めている姿に2歳児クラスの子も片付けに協力してくれる。その後はテラスで水遊びを楽しんだ。調理体験では、皮を「ここに捨てるよ」と2歳児に教えてあげるなど優しく接しようとする姿も見られ、異年齢で過ごす良さを感じる。トウモロコシに触れる事に抵抗がある子は、雑巾で床を拭く手伝いは積極的にしてくれたので興味のある事に誘い、楽しく過ごせるように配慮した。両クラスの仲を深めていけるように今後も交流をしていきたいと思う。

8月20日(水) 晴れ  中野
子どもたちに人気のある体操や運動遊びをする。床に座り、お尻をつけて移動するおにごっこでは、担任につかまらないように必死で逃げ、歓声が上がる。室内で過ごしてばかりなので、様々な動きのある遊びをしてみた。鬼ごっこは人気のある遊びなので、室内でも安全に遊べるように工夫してみた。勝負となるとタッチされて泣いてしまう子がいるが、悔しい・掴まりたくなかった思いは受け止めつつ、遊びであることを知らせ、友達と遊ぶゲームの楽しさを味わえるようにしていきたい。

8月29日(金) 晴れ 中野
パラバルーンで遊ぶ。バルーン内に全員が入る動きは以前遊んだ時よりもタイミングが合うようになる。「楽しいね」「うまくいったね」と気持ちを共有する言葉が聞かれる。ボールを導入するとさらに盛り上がる。その後、ボール入れごっこに発展させ、少し高めに設置したかごに懸命にボールを投げ入れて遊ぶ。パラバルーンは協力し合い、成功した喜びを共有しようとする姿に子どもたちの成長を感じる。遊びの中で、友達とぶつかると相手に怒る子もいるが、「ごめんね」と相手を気遣う子もいる。友達の関わり方を見て気付き、学び合えるような関係性を目指していけたらと思う。

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