2歳すみれ組2020年度4月の保育日誌

4月3日(金)晴れ 伊藤

靴下を履いてから帽子を被り散歩に出かける支度をする。保育者に介助されながら自分でしようとしたり、「やって」「できない」と甘えたりする姿が見られる。外に出ると店先の野菜に気づいて「だいこん」「たまねぎ」などの声が出る。公園では滑り台やかくれんぼ、斜面を並んで走るなど好きな遊びを見つけ、保育者や友だちと楽しむ。滑り台や斜面での遊びに興奮気味になる子もいたので、保育者同士で互いの位置を確認し合い、危険のないよう見守る。

 

4月9日(木)晴れ 中野

欠席児が多く、「○○くんお休みだね」と休みの子の名前を挙げる子がいる。おやつの後、タンポ押し遊びをする。導入で鯉のぼりの紙芝居を観ると「知ってる」「知らない」などの反応がある。4色の絵の具を用意すると「やってみたい!」と目を耀かせ、好きな色を選んでタンポに付ける。ゆっくり押す子、力強く押す子といてそれぞれ感触を味わう。始め嫌がっていた子も保育者が押す様子を見てやってみようという気持ちになり遊ぶ。今後も様々な素材に触れる遊びを取り入れていく。

 

4月13日(月)雨 伊藤

「できるかな」のダンスで体を動かしてから、椅子に個人マークを付けて円形に並べ椅子取りゲームをする。保育者の見本を見てから遊び始める。音楽が止まったら自分のマークを探して座るルールを理解して遊ぶ。椅子の場所を変えると探すのに時間がかかる子もいたが、「あった!」と言いながら嬉しそうに椅子に座る姿が見られる。その後粘土遊びで動物や食べ物を作ったりそれを変形させ、こねたりのばすことを経験する。途中、避難訓練(地震)開始の放送が流れるが、保育者の話を聞いて落ち着いて行動する。今後も緊張感を持って訓練に臨む。

 

4月21日(火)晴れ 齊木

園庭で遊ぶ。砂場では昨日の雨でしっとりした砂を使い、型抜きでドーナツを作り花びらや小枝でデコレーションしたり、泥団子を作ったりして遊ぶ。トンネルを繋げて「ガタンゴトン」と電車を通して遊ぶ子もいる。花壇の周りでは保育者や気の合う友だちとダンゴムシやアリ探しを楽しむ。早いスピードで動き回るアリを見つけた女児が、「お母さんを探しているのかな」と想像している。子どもたちの驚き、発見、喜びに共感し、さらに遊びが広がるような声かけを心がける。

 

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