1歳たんぽぽ組2022年度2月の保育日誌

2月 3日(金) 曇り 萩原

制作したお面をかぶると、友達や保育者と見せ合って喜んでいる。「お腹の中にいる鬼をやっつけよう」「鬼の大きな目にお豆ボールをぶつける」と話すと、自分のお面の目を指差して確認したり、「えいって投げる」と意気込んで話したりしている。園庭では皆で鬼探しをした後に、年長の鬼を相手に豆まきやダンスをする。遊びや制作、絵本などを通して、鬼を知ったが、怖いものと印象付けることのないようにした。また、園庭に出てからは2歳児と一緒に「鬼探し」をすることで期待を高めていくようにした。行事の由来など、理解は難しいと思うが、年齢に合った楽しさを味わえるよう、活動の導入・展開を工夫していく。そして、行事で終わらず、さらに活動や遊びに繋げていけるよう考えていきたい。

 

2月 8日(水) 曇り 尾崎

散歩に行くことを伝えると意欲的に片付けや支度を行う。信号待ちの際は「あか」「あお」などと口にする姿がある。意識的に「信号が青に変わるよ」などと声掛けをし、簡単な交通ルールを知らせていきたい。消防署に着くと救急車や消防車を見せてもらい、目を輝かせている。見学を終えると、「ありがとうございました」と皆で挨拶をし、消防士とタッチしたり手を振ったりして喜ぶ。地域との関わりや挨拶の大切さを伝えていきたい。帰路では疲れも見られたが、「えいえいおー」と皆で気合を入れ直し、笑顔で園に戻ることができた。活動に見通しをもてるような働きかけをしていくことで子どもたちの意欲や期待に繋げていく。

 

2月22日(水) 晴れ 萩原

避難訓練では、園庭に出る準備ができている児と室内・玩具で遊んでいる児が入り混じっている状況で火災の旨の放送を受ける。裸足で園庭にでることを声掛けすると、戸惑う児もいるが、保育者の後を追って園庭まで出ることができる。今回、初めて裸足での避難となる。予想していたよりも戸惑いは少なく、スムーズに応じることができる。1歳児なりに経験が積み重なっていることが感じられる。子どもが混乱したり、戸惑ったりすることのないよう、保育者が的確に判断し分かりやすく声掛けすることを心掛けていきたい。

 

2月28日(火) 晴れ 末﨑

園庭に出ることを伝えると張り切って玩具の片付けを始める。保育者も一緒に片づけを行いながら少人数ずつ身支度を始めていく。何をして遊ぼうかと楽しみにする子もいて、必要な遊具を手にすると、保育者や友達に声を掛けて遊びを楽しむ。砂場では大きな山と穴を一緒に作り子供たちの工夫で遊びを展開していったり、タイヤとマットを使いやすい場に出しておくと、自ら考えて遊ぶ姿がある。保育者が遊びを仕掛けていくことで、運動遊びや表現遊びが広がっていく。今週は、春を思わせる暖かい気候なので、身体を動かす遊びや散歩を取り入れながら過ごしていきたい。

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