37.1歳児の食事(保育園にて)

1歳児をよく考えてみると、1歳0か月から2歳までの間で大きな差がある。
生まれて1年間生きて来た1歳児ともうすぐ2年にならんとする1歳児、約2倍の違いである。
これは当たり前であるが、そういう認識で保育が為されているかといえば少し疑問がある。

多くの保育士は、1歳児の発達を話している時は発達段階の差異について理解し、実感している。

1歳0か月では、言葉(単語)も出ていないのは普通のことである、歩けなくても特に問題となるわけではない、
また手の動きもまだ自由自在というわけにはいかない、
集中して何かを行うこともあるかも知れないが
彼らは周囲の何事にも興味を持つので大人から見れば落ち着いていないように思える。

一方、2歳になろうとしている子どもたちは、言葉はかなり出ている子が多く、
走っている子も多く、
手は自由に意図通りに動くようになってきている。
遊びなどにも集中する時間が長くなって来ているのが実感できる。

これが1歳児なのである。

ところが、食事の時間になると、このような発達の年齢差、個人差を忘れがちになり、
あまり意識しなくなるのだろうか?
全員に一律に、食事を決まった時間内に目標量を決めて、
食べ方についても注文を付けて、
食事に集中することを要求してしまう傾向が見られる。

発達の年齢差、個人差を忘れず、
良く理解し把握して食事などすべての保育行為に向かう必要がある。

 

——————————————————————————–Kaname Tanimoto 13.08.29