• 食事

  離乳食を食べる子どもは、手づかみで意欲的に食べる。完了食を食べる子どもは、少しずつスプーンが上手になりこぼしながらも、自ら進んで食べようとする。また「おいちいね」と友だちと言葉を交わしながら、楽しそうに食事する姿が見られた。保育者も一緒に言葉を交わしながら、楽しい雰囲気の中で食事ができるよう配慮していった。
  

• 排泄

  月齢の大きい子どもは、おまるに座ることを好み「チッチ」と言っておまるの方を指差したり、自分でズボンを脱いで準備をしたりする姿が見られた。また、タイミングが合えばおまるで排泄できる子もいる。「上手だね」「すごいね」と言葉をかけながら、喜びを共感し自信へとつなげていった。
  

• 健康

  パンツやズボンを自分で脱いだり履いたりできる子どもがいる。また、”自分でしたい“という気持ちが強くなり保育者に援助されながら自分で履こうとする姿も見られた。履きやすいように向きをそろえたり、言葉かけをしたりしながら必要に応じて援助していった。

• 睡眠

  保育者が側につき背中をさすったり、保育者に抱かれると安心して入眠する。また、食事が済むと自分の布団を探し、一人で布団に入って眠れる子もいる。子守歌を歌ったり、明るさや室温を調節し、心地よく寝られるよう配慮していった。

• 身体発達

  戸外遊びを好み、天気の良い日は散歩に出掛ける。保育者と順番に手をつなぎゆっくりと歩く。また、南部体育館やアイアイなどに着くと散歩車から降りて友だちと走ったり、探索行動を楽しむ。月齢の小さい子もつかまり立ちができるようになったり、少しずつ歩こうとする姿も見られる。危険がないよう環境を整え、側で見守っていった。

• 情緒面

  友だちのことが気になり「〜ちゃん」と言って遊びに誘ったり、「貸して」と言って同じ玩具で遊ぼうとする。友だち同士で遊ぶ姿も多く見られるようになったが、思い通りにならず玩具の取り合いになる場面も多く見られる。保育者が仲立ちとなり、気持ちを汲み取ったり、言葉にして伝えていった。

• 言葉

  気になった物があると「こーは？」「何だ〜？」と保育者に尋ねたり、保育者の言葉を真似たりする。また、保育者が歌ったりCDを流したりすると一緒に歌って楽しむ。繰り返し一緒に歌ったり、「上手だね」と言葉かけをしたりし楽しさを共感していった。
  

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