体調や機嫌に合わせ、あまり食欲が無い時は、細かく刻んで食べやすくし、少しでも食べられるように工夫したり、水分は摂取するように促していった。遊び疲れて給食前や給食中に眠くなる子がいた。その際には、布団を用意し寝かせ、午睡後にゆっくり食事が出来るように援助した。また、よく食べるT.0くん(2歳1ヶ月)には、大盛りにするなどして、一人ひとりに合わせた食事を提供していった。これからも無理の無いように食事を楽しんでいきたい。
Y.Mくん(2歳3ヶ月)、T.Oくん(2歳1ヶ月)、Y.Sくん(1歳9ヶ月)は、今月より日中トレーニングパンツで過ごす。様子を見たり、それぞれの排泄間隔を把握し、トイレに誘っていき、始めはトレーニングパンツを漏らすことが少しあったが、その回数も減り、だんだんと上手にトイレで排泄できるようになっている。Y.Tくん(1歳11ヶ月)も今月後半より日中トレーニングパンツで過ごし始める。同様にトイレに誘っていこうと思う。便器に座ることが嫌だったY.Mくん(2歳1ヶ月)も抵抗なく座れるようになり、トイレで上手に排尿する子も増えて来ている。トイレで上手に排泄できた際には十分に認め褒めていき、喜びが味わえるようにしていきたいと改めて感じる。
食事前に手洗いを始めた。最初は食事の準備をしていると、テーブルの方へ向かっていた子も、毎日呼びかけ操り返している内に、自分から手洗い場の方へ向かい水で手を洗おうとするようになってきている。中には、「ゴシゴシ、パッパッパ」「キレイキレイ」と言って上手に手洗いをする姿も見られる。引き続き、手洗い場でトラブルや水あそびにならないように、保育者が側につき、援助していきたいと思う。
午睡時、眠くなる様子はなく遊んでいる子には、様子を見てしばらくしてから声掛けと、布団へ誘うなど、自然と無理なく眠りに入っていくように心掛けた。また眠りやすいように、室温の調節にも配慮した。これからも気持ち良く午睡出来るようにしていきたいと思う。
主に天候の良い日はプール遊びをする。体調の優れない子や、その日軟便が出た子はプール遊びは止めて、散歩に出掛けたり、ホールや保育室で過ごした。プール遊びでは、水に慣れない子もいたので、タライに水を準備し、落ち着いて水遊びが楽しめるようにしていった。一方、プールの底をうつ伏せになって這ったり、ジャンプして激しく水しぶきを上げて遊ぶ姿もあった。危険が無いように注意しながら、子どもたちの言葉を受けとめ、共に楽しんでいった。水遊びがより楽しめるように、玩具を増やしたり、色を使ったりする遊びを考えていきたいと思う。また、保育室では、新しく赤ちゃんの人形とおんぶ紐を用意する。抱っこしたり、ごちそうを食べさせてあげたり、おんぶ紐を使っておんぶする姿があり微笑ましかった。戸外・室内ともに楽しめ、あそびが発展できるように日々考え提供していきたいと思う。
ひっかき、噛みつきは、保育者同士が声を掛け合いよく噛んだりする子が、どこで何をして遊んでいるか、把握することで減っていたが、まだひっかき、噛みつきを防ぐことが出来なかった時もあった。声を掛け合う時の言葉にも気を付けながら、気を引きしめて保育していきたいと痛感する。
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