初めて糊を使って遊んだ。糊の塗り方や貼り方を具体的に「忍者の指(1本指)にしてちょっとだけのりをつけて塗り塗りするんだよ」「塗ったら、ひっくり返してペタッとするんだよ」など伝えると、じっくり糊を塗り貼っていっていた。糊を塗る事が楽しく画用紙に次々と塗っている子もいたが、糊の感触を楽しみ遊べて良かったと思う。特に糊遊びをするのを、皆に呼びかけなかったが、様子をみて「やりたい」とし始め、ほとんどの子が楽しめた。やり方を具体的に一人ひとりに関わり伝える事で、どの子もじっくり遊べて良かった。やりたいと思う事をやりたい時にじっくり楽しめるよう配慮していきたい。フロアスペースでも、新しい絵本に見入ったり、ままごと遊びを友だちと楽しむ姿があった。保育者が仲立ちとなり、ゆっくり関わって遊べた。雨の日や保育室内の遊びを考え、充実したものにしていきたい。
3歳以上児が中学生との交流だったので、園庭が空いていたので、こぐま組だけで園庭で遊んだ。おやつ後、「今日は園庭で遊ぶよ〜」と声を掛け、帽子を用意すると自分の用意だけでなく、友だちのものを持って行き渡す姿もあった。外に出るまでもスムーズに出られる。園庭に出てからは、砂場固定の遊具に数人ずつに分かれ遊んでいた。それぞれに保育者がつき、ゆったり遊べた。長縄も用意すると何度かして遊んだ事があるので、すぐに「せ〜の」と跳んで楽しんでいた。しっかり体を動かし楽しめ、子どもたちも満足気だった。3歳以上児とも連携をとり、園庭でもしっかり遊び楽しみたい。
出席児も少なく、ゆったりと散歩に出掛ける。3人保育士がいたので、おやつが遅くなった子、機嫌の悪かった子2人以外は先に出掛けた。ほんの少しの時間差だったが、機嫌が悪かった子もすんなり出られ、おやつもゆっくり食べられ、又先に出たグループも待つ事なく出掛けられ良かった。その場に応じた臨機応変な対応や職員の連携の大切さを改めて実感した。ドングリ山を予定していたが、田焼きをしていて、急きょ変更して、土手で遊ぶ。道路も近かったが、職員同士、立ち位置を声掛け合い、思いっきり体を動かし遊べて良かった。又、誘導ロープをやめ、初めて長い距離を手をつないで歩いた。最近、友だちと手をつないで歩くのを好んでしていたので、しっかり手をつないで歩けた。道いっぱいに広がってしまう子もいるので、その都度声を掛けながら、歩く事を楽しめるようにしていきたい。
今日は「どんぐり山へ行くよ〜」と声をかけると、おやつの終わった子から帽子をかぶり準備をして待っている。玄関へもスムーズに出て、どの子も誘導ロープにつかまり、出発できた。ドングル山へ着くと、ドングリの実が落ちていて、どの子も見つけては「ここにもあったよー」と子ども同士声をかけては、一緒に拾ったり、保育者にも教えてくれる子もあった。道をじーっと見ている子があり、声を掛けるとかまきりの赤ちゃんを見つけて数人で興味津々で見入っていた。葉っぱの黄色くなったものや、茶色くなったものを見つけて、拾っている子もあり、秋ならではの自然にどの子もゆったりと触れて楽しめていた。帰りも25人全員揃って子ども同士で手をつなぎながら帰ったり、保育者のいる所までヨーイドン!で走ったりと、疲れて涙する子もなくしっかり最後まで歩いて帰る事ができた。帰りは誘導ロープを使わなかったが、手をつなぐ事を喜び、道の真ん中まで出ていこうとする子に声をかけながらではあったが、楽しみながら帰れた。安全に注意したい。
中学生が年長、年中児と交流があったので、少しの時間でも触れ合えれば…と室内ですごす。中学生が帰らないといけない時間になってしまい、握手したり「バイバイ」したりするだけになってしまったが、「また来てね」「あそぼうね」と積極的に関わる姿もあった。反面、涙が出たり、一歩引いてしまう子もいる。それぞれにとって、良い関わりへと向かうよう、保育者が配慮していきたい。その後、散歩へ行きたい子、室内で遊びたい子に分かれ過ごす。それぞれ発散し、少人数で過ごせ良かった。
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